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ムービー★ログ
口裂け女(06)
口裂け女
公開コピー:
あなたは、真実を何も知らない…
stars3


10年以上前に流行った都市伝説のうちの一つ「口裂け女」。昔の古い映像でなら沢山あるが、最近のリメイク物でこんなビッグタイトルがあったとは…、上映が3月ってなってるけど全然知らないな。口裂け女といえば、日本が生み出したホラーの中でもかなり有名な方で、知らない人はまずいないだろう。整形手術によって大きく口が裂けてしまった女性が、鎌を使った凶行を繰り返すというもの。今作では凶器は「鎌」でなく「大きなはさみ」となっている。主演は「キューティーハニー」の佐藤江梨子、ホラー映画お決まりの相方役には加藤晴彦だ。
基本を押さえた作りでテンポが良く普通に面白い。ただ基本通りなので先が読める感じが少々残念(--;)

kuchisake1.jpg---新しく赴任してきた小学校の教師をしている山下京子(佐藤江梨子・右)は、町中で頻繁に「口裂け女」のウワサを耳にするが、単なる子供の噂だと信じていなかった。しかし、辺りが暗く静まり返った夕暮れ時に「口が大きく裂けた女」が目の前に現れ、自分の教え子をさらってしまう。子供を助けようと足取りを追おうとする山下は現在の場所が、口裂け女伝説発祥の地であることを知る…。

kuchisake2.jpgあたりはうす暗く寂れ気味の町、セピア色に褪せた映像はいつ「口裂け女」が現れても不自然ではない。この映画初っ端から直球ぶりが凄まじく、「もう登場するんか!」っていうぐらいの堂々たる登場シーン。おまけに速攻マスクまで外れて、すぱ〜っと開いた口が…。。ひやああコワイ!しかも、基本的なターゲットは子供だが全く容赦なし。はさみでバチン!バチンッ!…フィクションながら子供に手をかけるのはチョット('□`)

「口裂け女」出生の秘密にも徐々に明かされていき、半不死身である彼女を倒そうと住処の「赤い屋根の廃墟」に突入する後半は、夜中に廃墟めぐりしていた自分にはリアル過ぎて興味深々!(・∀・)なんで夜に特攻するんだ?なんでそんな所に包丁落ちてるんだよ?てか拾うなよ、怖いじゃないか!(><)
来るぞ来るぞと思わせるホラーの常套手段に、引っかかりまくりで楽しく最後まで見れました。ストーリーや展開がかなり既出感があるんだけども、この流れが周りにウケるんだから仕方ない。用は題材が「口裂け女」であればいい。

長い月日がたちその名が現在でも知られているのは、怖いもの見たさの好奇心が噂となって人に伝わるからだ。「リング」や「着信アリ」にも使われている「伝染系ホラー」は、ウワサ好きな日本人を陥れるのに都合が良いんだろうね。全然その時は怖くないと思っても、ふいに思い出して背筋が寒くなる。それは妙なものを見てしまう、あり得ると心の何処かで思っている証拠だろう(^^;)

kuchisake_s.jpg


 監督:白石晃士
 代表作:ノロイ(05)
脚本:横田直幸 白石晃士

出演:佐藤江梨子(山下京子)
加藤晴彦(松崎昇)
水野美紀(松崎タエコ)
川合千春(佐々木真弓)
桑名里瑛(佐々木美佳)
松澤一之(田村秀雄)
坂上香織(田村里織)
滝沢涼子(吉田和子)
柳ユーレイ(久保刑事)
入江紗綾(中島志穂)

上映時間 90分
製作国 日本
ジャンル ホラー
映倫 PG-12

オフィシャルサイト:http://www.kuchisake.com/

テーマ:見た映画の感想 - ジャンル:映画

ソウ SAW(04)
saw公開コピー:恐怖の殺人ゲームに
かり出された二人、生き延びる方法はただ一つstars4



どこぞの犯罪心理学者さんが言ってた事だが、この世で最も恐ろしい殺人は、「犯行を犯したものが何も感じず殺戮を繰り返す」だそうだ。考えてみれば、犯罪の何%を動機が占めるんだろうか?といえば相当なもんだろう。軽犯罪、いわゆる万引きなどは実際に、当然のごとく盗んでいけばほとんどバレないらしいし。
コレがまたその通り。殺す事になんら躊躇いも持たず、むしろ殺人そのものを楽しんでいる。映画自体の前評判を聞いていたし、ホラーは好きな部類なので、こういうサイコっぷりもすんなり入り込めた。ただ、描写がスプラッター映画並なので、苦手な人は見ないほうが○。また監督自身も「心身共に疲労しつくして下さい!」と言ってはるので、忠告を聞いて万全の体調で鑑賞しよう!


---老朽化したバスルームに監禁されたアダムとゴードン。二人は足を鎖で繋がれており、互いの側に寄る事はできない。二人は相手が誰かも、何故ココに居るのかも分からないまま。
そうして「死のゲーム」は始まる…。暫くしてゴードンは「6時までにアダムを殺せ。」というメッセージを見つける。「何をバカな事を…」と思うゴードンだが次第にさらされていく自分の立場に徐々に理性を失い始める。
お互いが誰か知らないと言っていた二人、しかし、異常な状況に耐えられなくなったアダムはついに重い口を開く。「ゴードン先生、実は俺あんたを大分前から知ってる…。」と。

saw1映画が始まるや否や息詰まる閉鎖空間での展開。「ノコギリ」「テープレコーダー」「二本のタバコ」など様々なアイテムが登場し、それらを順に追う事で犯人の狙いが明らかになっていくというわけだ。ゴードンとアダムの話だけではなく小さなサブストーリーも織り交ぜ、物語りは進行していく。重苦しいストーリーに逃げ道は無く、見ている側は延々と疲労が続く。憎い事にサブの話が良く出来ており、映画中の良い目覚ましになってくれる(^^;

saw2無名の監督だがsawシリーズ(3まである)で、一気に有名になり当初より映画の風当たりが大分キツいと思う。しかし、ありそうで無かったストーリーは斬新だし、練りに練られ入れ替わり立ち変わりのストーリーは逸品である。どんなに叩かれようが、少なくとも1作目は名作!一時代を築いたと言っていいだろう。「おもんねえよ〜」とブーブー文句言ってる人に限って、3作目までしっかり見てるんだよね(--;

後々気持ち悪いシーンを思い出し気味な人は止めた方が良いけど、少しでも興味がわいた人は見てみる事をオススメします!!謎解きうんぬんより、危機的状況に陥った人間がとる行動や、その異常な状況下が個人的には楽しい。誰しもが持っている人間としての「負」の部分。普段は見ることのできない自分を映画に映し、それらを見ることで興奮する。「人をゲーム感覚で殺す」とはなんて狂気に満ちた映画だ、と感じるかもしれない。しかし「負」を直で描かずゲームという観点で見せている点で全然マシ。世の中には監督の自己満足映画が多々あるので…。
貴方はレンタル店で映画を数本借りてきた、「さて何から見ようかな?」と思った時に、真っ先に何を見るだろう?僕らの根底にある欲求、それがサイコ映画であるというのは恐ろしい。


saw_s



 監督:ジェームズ・ワン
 代表作:---------------
脚本:リー・ワネル

出演:ケイリー・エルウィズ(Dr.ゴードン)
ダニー・グローヴァー(タップ)
モニカ・ポッター(アリソン・ゴードン)
リー・ワネル(アダム)
トビン・ベル
ケン・レオン
ディナ・メイヤー
ショウニー・スミス
マイケル・エマーソン
マッケンジー・ヴェガ
ベニート・マルティネス

上映時間 103分
製作国 アメリカ
ジャンル ホラー/サスペンス/ミステリー
映倫 R-15
オフィシャルサイト:http://sawmovie.jp/


テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

スリーピー・ホロウ SLEEPY HOLLOW(99)
sleepy公開コピー:月夜の晩は
なくした首がすすり泣くstar5




鬼才ティム・バートン監督が「首なし騎士」の伝説を映画化した、ゴシック・ホラー。首なし騎士を具現化した見事な映像や、不気味でユーモラスな美術などバートン色が満載。ジョニー・デップ、クリスティーナ・リッチ共演。

---1799年、NY郊外の村で人間の首を切り落とす猟奇的な連続殺人事件が発生した。調査に訪れた市警捜査官のイガボットは、南北戦争で殺され、自分の首を求めてさまよう幽霊騎士の伝説を聞かされるが…。

ジョニーデップが出演する映画の中で、一際黒光りしているこの作品。暗くジメッとした雰囲気は、ティムバートン監督の得意分野だ。この話には原作があり、学校の教科書にも載ってるという有名なお伽話で、映画化にあたって、事件を解決に導く主人公を付け加えている。

sleep2首狩事件の調査を依頼されたイガボッド。よくある強いヒーローとは正反対、事件を解決に来たのに毎回気絶したり、身の危険を感じると子供を盾にしたりしてもう最悪。
しかし、そんなコミカルな主人公を演じることで、ホラーサスペンスという確立されたジャンルを全く新しいものに変えている。
映画中、首がとんだり血しぶきが舞うスプラッターな場面が多くあるが苦手な人にも全然平気だ。恐怖を演出する残酷な映像を、苦手が無いぐらいギリギリのラインで映像化しており芸術的。これにより非常に濃い映画でありながら、大衆ウケ抜群となっている。性格疑われそうだが、登場人物がポンポン殺されていき非常にテンポが良い。首なし騎士が登場するシーンなんて、ホラーにあるまじき美しさを醸し出しているではないか。

sleep1クリスティーナ・リッチ演じるカトリーナもとても魅力的。主人公に恋すると共に、彼女が犯人ではないかと睨むイガボッド。その折り合いがなんとも言えず良い。町を立ち去ろうとし、思い直す所でグッとくる。一度心を捉まれたなら、もうヤバイです。ここから映画のラストまでは、アクションあり謎解きありの至福の時間を過ごす事になります(笑


古いヨーロッパの建物、時代を表すくすんだ色の衣装、その雰囲気がすべてが残酷にも美しい。これはサスペンス+コメディ?の両立に成功している数少ない映画の一つ、ティム・バートン監督の独創的な世界観が炸裂した傑作だろう、絶対に必見だ!ああ、こんな映画に浸れて幸せ。

sleepy_s



 監督:ティム・バートン
 代表作:バットマン(89) ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(93) シザーハンズ(90)
チャーリーとチョコレート工場(05) ティム・バートンのコープスブライド (05)
脚本:アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー

出演:ジョニー・デップ(イカボッド・クレーン)
クリスティナ・リッチ(カトリーナ・ヴァン・タッセル)
ミランダ・リチャードソン(ヴァン・タッセル夫人)
マイケル・ガンボン(バルタス・ヴァン・タッセル)
キャスパー・ヴァン・ディーン(ブロム・ヴァン・ブラント)
イアン・マクディアミッド(トーマス・ランカスター医師)
マイケル・ガフ(ジェームズ・ハーデンブルック書記)
クリストファー・リー(ニューヨーク市長)
ジェフリー・ジョーンズ(スティーンウィック牧師)
マーク・ピッカーリング(ヤング・マスバス)
リサ・マリー レディ・クレーン
クリストファー・ウォーケン
レイ・パーク

上映時間 98分
製作国 アメリカ
ジャンル ホラー/サスペンス/ミステリー
映倫 PG-12
オフィシャルサイト:----------


テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

クライモリ Wrong turn(04)
クライモリ
公開コピー:帰れるのは、悲鳴だけ…。
star5



海外ドラマ「トゥルー・コーリング」に出ているエザリドゥシュク主演のホラー映画。もう最初に言ってしまうが、コレは近年のホラー映画の中で「最も面白い」部類に入るデキ。
とにかく飽きない(コレは大事)、非常にテンポよく話が進み、映像、音、雰囲気ともに完璧に近い。
怖さでは「悪魔のいけにえ」などの方が上だろうが、総合するとこの映画に勝てるものは、片手で数えられるほどしか存在しない。もっと宣伝をきちっとしてくれれば、2週間で打ち切りにあわなくてすんだだろうに(悲)

最初に飽きないと書いたが、その理由とし挙げられるのが、「この先一体どうなるん?」っていう場面を上手く何度も挟みこんでいる部分にあると思う。
ジェットコースターが上っていく時の高揚感、かくれんぼで見つかりそうな緊迫感、子供の頃に体験したであろう「ワクワク」が随所に詰め込まれているのである。この映画の柱となっているのは間違いなくこれら緊張の連続にある。
これらは「ソウ」や「キューブ」に通じる部分があるが前者と違い、極度の息苦しさを感じない。グロいし濃いんだけど、見終わった後はスッキリなんだよねえ。うーむ、ホンマに良い。

と褒めちぎっている「クライモリ」だが恐らく細かい点で、「?」と思う事はある。ただ問題はあるにしろこれはしょせん一般ウケしないホラー映画、関係ない。
もうホラーというジャンルで、「良くぞココまで練り上げられた」ってスタッフたちを褒めてあげたい。


クライモリ_s


 監督:ロブ・シュミット キャスト:デズモンド・ハリントン エリザ・ドゥシュク
代表作:クライム・アンド・パニッシュメント(2000)
[ドイツ×アメリカ]上映時間84分/ホラー

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画