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ムービー★ログ
マッチスティック・メン MATCHSTICK MEN(03)
match
公開コピー:その男、潔癖症の詐欺師。
star5.jpg



とても後悔した。なぜもっと早く見ようとしなかったのか?前からレンタルで置いているのは気づいていた。ニコラスケイジが好きな自分としては真っ先に見るべきだった。パッケージを見てドラマなのは分かるが宣伝も特に見た事がないし内容が不透明な分中々借りる事ができなかったのである。しかし、見た後は思わず「ヤラレタ」と机をポンと叩いてしまう。バカだこれは傑作じゃないか!と。

---主人公のロイは詐欺をする事によって生計を立てている。ただポリシーがあるみたく決して危険な真似はしない、いわゆる芸術詐欺みたいなものだ。そんな彼は極度の潔癖症に悩まされる。相方のフランクの紹介で精神科医とと共に原因を解明していくうちに、別れた妻との間にいる娘アンジェラを思い出す。しばらくしてアンジェラと再開したロイは、今まで会っていなかったとは思えないほど、二人は打ち解けるのであった。

match1ドラマは最初によくダラダラしたシーンが続いたりするが、ニコラス・ケイジ扮する「ロイ」が飽きさせる事なくコミカルに話を進めてくれる。食器が汚れるので食事は、直接缶詰めを手袋つきで食べる。ドアを開けるときは3回開け閉めしてからでないと、出入りできないなど。ちょっと変わった潔癖症なのも楽しい。
アンジェラとの再開シーンだが、中々会う事に踏み切れないロイは見ていてもどかしくも、それがまた憎らしいほど上手。「ア、アンジェラか?」なんて言いよる所は思わずニヤリとしてしまう。日本ではあまり馴染みがないがアメリカだと親子ってこうなのかなあと思うぐらい、Franklyなやり取りだ。

match2---次第にアンジェラはロイの仕事に興味を持ち始め、詐欺をしてみたいと言ってくる。アンジェラにはそんな事はして欲しくないと思っていたロイだが、アンジェラに負け簡単な詐欺の方法を教える。そんな時天才詐欺師ロイと相方フランクの、一世一代の詐欺計画が実行されようとしていた。ひょんな事でその計画にアンジェラが参戦する事になるが、後にアンジェラは致命的なミスを犯してしまう。

アンジェラが詐欺をしたいと言いだしたシーンを見て、おいおいえらく子供には悪い映画だなと思うかも知れない。しかし、この場面でロイは「詐欺をした後ちゃんと金を返しに行け」という続きがある。素直に返しにいくアンジェラ。ロイの優しさやいい父親を垣間見たら、ココでよりいっそう親子の絆を感じとる事ができるだろう。

さあこのラスト付近はもう目が話せないぐらいストーリーが二転三転。幸せだったロイとアンジェラを見ていた自分は、あまりの予想外の展開に「こんな事したら絶対ハッピーエンドならんやん!」と思ったりしてものすごい焦った(笑)
しかし、この後に「本当の」天才詐欺師の仕組んだ計画が待っていたのである。…ハイまんまと騙されました。後にロイとアンジェラが話すシーンでは今までがそうだっただけに、とても寂しく感じるよ。でも、最後にロイと前妻とのシーンを見て、あとくされないロイの生き方に妙に心打たれた。流行のラブストーリーでも、スカッとするわけでもない、むしろ騙されているのに、こんなに暖かい気持ちにさせてくれるこの映画を多くの人に見てもらいたい。

match_s



 監督:リドリー・スコット
 代表作:ハンニバル (01) ブラックホーク・ダウン(01) グラディエーター(00)
脚本: ニコラス・グリフィン テッド・グリフィン

出演: ニコラス・ケイジ(ロイ)
サム・ロックウェル(フランク)
アリソン・ローマン(アンジェラ)
ブルース・マッギル
ブルース・アルトマン
スティーヴ・イースティン
ベス・グラント
メローラ・ウォルターズ

上映時間 116分
製作国 アメリカ
ジャンル コメディ/犯罪/サスペンス
映倫 PG-12
オフィシャルサイト:http://matchstickmenmovie.warnerbros.com/

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

ドゥーム DOOM(05)
doom
公開コピー:誰も生きては戻れない
stars3


一時代を築いた超有名PCゲームを映画化。元のゲームのほうは、「一人称視点、以下(FPS)」で基地内部に現れれる敵を手持ちの武器でガンガン倒していく爽快感重視のゲームだ。当時は仕事中にこのゲームをする職員が多発、瞬く間にアメリカンゲームの代名詞となった。
こちらに別ページとして最新作DOOM3の紹介ページを作成したので、見てもらいたい。
出演は「ロードオブザリングシリーズ」のカール・アーバン、その上官役として「スコーピオン・キング」のザ・ロックだ。表紙を見る限りザ・ロックが主役みたいだが、主人公は右のカール・アーバンです(笑

---2026年、人間はアークと呼ばれるテレポート装置の開発に成功。火星への開拓を進めてきた彼らにとって、唯一と言っていい移動手段だ。そ同刻、火星にあるユニオン宇宙社オルドゥヴァイ研究所から、危険度最高のLevel5が発信される。これに対し海兵隊特殊作戦本部RRTSは、戦闘のプロ8人を火星に派遣。現地に着いた彼らが見たものは…。

doom1先ほども述べたが、主演はジョン(カール・アーバン)のはずなのに、冒頭から最後までサージ(ザ・ロック)がメインで映画が進んでいく。見せ場も多いし、悪人ぽかったからオカシイな?と思ったんだけどね(^^; てかザ・ロックの顔芸が中々良かったな、結構演技派な人なのかも。
ストーリーは結構サクサク進むし、ゲームをしてない人でも分りやすい。小道具とかもちゃんと作られてるし、俳優の演技もとても個性的で記憶に残る。戦闘シーンも多くそれなりに楽しめるが、敵がいかせんショボイのがマイナスだ。敵の造形ってリアルに造らないと映画にのめり込めず冷めちゃうんだよね。

doom2ただそれでも特に眠い展開にならなかったのは、シーンの切り替わりの早さだろう。飽きた頃に何か起こるし、徐々に明かされていくストーリーは結構楽しめる。加えてDOOMファンお待ちかねの「一人称視点(左写真)」での戦いもちゃんとあるので満足だ。ゲームを知らない人が見たら、結構新鮮な目線に映るんじゃないかな?ちなみにこのシーンではピンキーデーモン(別ページ参照)が登場するが、ゲームファンを恐れてか、この時だけは敵の造形がリアルになってる!

血しぶきが飛びゾンビがわらわらと襲ってくるあたり、どう考えてもB級映画にしかならない。
しかし、思いのほかストーリーがまともで途中味方同士で対立しあう場面も、火星基地での研究結果も面白い方向に進んでいく。敵をバッタバッタとぶっ殺していくだけを期待してるDOOMファンは、意外な拾い物をしたかも!もっと大量に敵が押し寄せてきて、近接ショットガンや爆弾系で吹っ飛ばして欲しかった(笑)が、コンセプトは一応未知なる恐怖という事で自粛したのかも知れない。

R指定だけあって無駄にグロを見せようとするし、変に敵がちゃちいんで余計気持ち悪い…。見せ方やラストの戦いが良かっただけに、造形の造りこみの甘さが残念だ。

最新作DOOM3の紹介ページ

doom_s


 監督:アンジェイ・バートコウィアク
 代表作:ブラック・ダイヤモンド(03)ロミオ・マスト・ダイ(00)
脚本:デヴィッド・キャラハム ウェズリー・ストリック

出演:カール・アーバン(ジョン・グリム)[リーパー]
ザ・ロック(サージ)
ロザムンド・パイク(サマンサ・グリム)
ラズ・アドティ(デューク)
デオビア・オパレイ
ベン・ダニエルズ
デクスター・フレッチャー

上映時間 104分
製作国 アメリカ/チェコ
ジャンル アクション/SF/ホラー
映倫 R-15

オフィシャルサイト:http://www.doommovie.com/

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

DOOM3とは?
doomg.jpg
doomg2.jpg
doomg31.jpg
doomg51.jpg


皇帝ペンギン LA MARCHE DE L'EMPEREUR(05)
ME.jpg公開コピー:生命を継ぐ物語
---また必ず会える
氷に囲まれた南極の、あたたかな愛の物語stars3



ペンギンの一生をドキュメンタリー化した映画?監督はこの映画が初となるリュック・ジャケ、映画の公開にあたってペンギンのぬいぐるみを抱いて、満足げにインタビューを受けてましたね(笑
今回スポットを当てるのは、ペンギンの中でも特に珍しい生態を持つ「皇帝ペンギン」。不思議な行動の数々、愛くるしいヒナたちの映像を副音声をつけて綴っていく。よくある教育番組の動物verだと思ってもらえればいい。


---冬が訪れようとしている南極大陸。海で平穏に暮らしていた皇帝ペンギンたちは、彼らの生誕の地で営巣地でもあるオアモック(氷丘のオアシス)へ向け、100キロもの距離を行進のごとく歩み始めた。そしてカメラは、目的地に辿り着き無事産卵したペンギンの夫婦たちそれぞれのやりとりを、つぶさに映し出していく。やがて、産卵を終えた母ペンギンは卵を父ペンギンに託し、エサを求めて再び海へと旅立つ。一方、父ペンギンは仲間同士で寄り添って温め合い、マイナス40度の寒さと激しいブリザードに晒されながら120日間も絶食状態で卵を守り、エサを待ち続ける…。
(allcinema onlineより抜粋)

ME1まず驚かされるのは眼下に広がる壮大な南極大陸、吹雪にさらされてない状態のクリアな南極は、思わずため息が出るほど美しい。そこに暮らす皇帝ペンギンの可愛いことと言ったらないなあ、群れで行動するのだが全員同じ動きで、横にテクテク揺れて歩いているよ。
だが、そこはやはり過酷な大自然、人間のようにぬくぬくと甘えて生きてはいけない世界だ。冬になれば100キロもの道のりを家路へ向けて歩いていくが、道中に様々な困難が待ち受けている。

me3 2月は-30℃にもなる極寒の地。彼らも寒さゆえに凍死してしまうことがあるのだ。加えて天敵アザラシ、カモメなどの攻撃でヒナが無残にも殺されてしまう。エサを取りにいっていた親が、死んでしまったヒナを呼ぶ様は胸が痛むなあ。その様はまるで人間を見てるよう。一生をかけて子を守る姿や、体を寄せ合いじゃれあってる姿。映画が進むにつれひょっとしたら「人間以上に人間らしい」と思ったほど。

純粋によく撮れたなあって感じで、ドキュメンタリーとしては満点だろう。世界初ともいえる奇跡の瞬間や、貴重な映像の数々。愛くるしいペンギン達の表情を間近で見る事ができるし、一生懸命生き抜く姿には感動する。
しかし、映画として見ればどうだろう?ペンギンに音声などを付けるなど工夫が見られるが、ちょっと退屈かな。(フランス語verはさらに…)専門家ならともかく普通の人間は、細かい映像の違いって判らないものだから、同じ映像が延々流れてるように見えてしまう。

ファミリー向けのほのぼのドキュメントではなく、残酷なシーン(グロシーンではない)もあってか家族で見るのはあんまりオススメしないかな。むしろ、これは大人が見るべきだね。子に対する愛情の込め方がどことなく人間と似てるし、人間がペンギンから学ぶ事もあるもんだと関心したよ。

ちなみに皇帝ペンギンの平均身長は120cmらしい…。

ME_S



 監督:リュック・ジャケ
 代表作:ペンギン物語(02)
脚本: リュック・ジャケ ミシェル・フェスレール

声の出演:ロマーヌ・ボーランジェ(母ペンギン)
シャルル・ベルリング(父ペンギン)
ジュール・シトリュク(子ペンギン)
声の出演(日本語吹替版):石田ひかり(母ペンギン)
大沢たかお(父ペンギン)
神木隆之介(子ペンギン)

上映時間 86分
製作国 フランス
ジャンル ドキュメンタリー
オフィシャルサイト:http://empereur.luc-jacquet.com/index.htm


テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

300 THREE HUNDRED(07)
300公開コピー:
300人VS1,000,000人、真っ向勝負!
stars4


駅前にデカデカと貼られたポスター、超分りやすいキャッチコピーに一目ぼれ、世間の評判でもアクション「は」スゴイと噂の「300スリーハンドレッド」。今では、珍しいモノクロ映画でヒットした「シン・シティ」のフランク・ミラーが製作総指揮に携わっている。見ればなるほどなって感じで、前面CGで加工された様な「独特のツヤ感や古めかしさ」が見て取れる。監督はゾンビ映画のリメイクでスマッシュヒットを飛ばした「ドーンオブザデッド」のザック・スナイダー。ゾンビとモロCGか…、ちょっと映像酔いしないかなと心配しつつも、派手なアクションを期待してさっそく見てきた。

---紀元前480年、数々の国を征服してきた帝国ペルシアの王クセルクセスは、次なる標的をスパルタに定め服従を要求する。しかし、スパルタの王レオニダスはそれを拒否し、100万もの兵を持つペルシアと戦う事を決意する。圧倒的に不利な戦いにも関わらず、レオニダス王の下にスパルタの精鋭300人が集結。あまりに無謀な300人vs100万人という戦いが始まる…。

3001軽くスパルタの歴史の回想が流れた後、あれよあれよと言う間にペルシア軍と戦う事になってた(汗
この辺の話のテンポの良さは素晴らしいが、意外とアクションシーンが始まるまで結構間があるんだよね。その間に、無駄に露出の高いシーンがあったり、ちまちまして分りにくいストーリーの説明がある。R-15指定な分、それなりのシーンを挿入できるのだが無理に入れた気がしてならないなあ。

---代々受け継がれてきた戦闘訓令を受け「戦場で名誉の死を遂げる事こそが、最高の喜びだと教育を受ける」まさに究極の戦闘集団スパルタ。圧倒的な個々の強さと、地の理を生かした戦いで次々に勝利を収めるが、裏手にまわる「ヤギの道」を敵に知られてしまう。勝つ見込みの全く無い戦いに、レオニダス王は…。

3002とうとう待ちに待ったアクションシーン!!!。この映画にドラマなんぞ誰も期待していない、さあ革命的と言われてる映像美を見せてもらおう!周りを岸壁に囲まれた狭い通路「ホット・ゲート」で迎え撃つスパルタ。そうこうしているうちに大地が揺れる、地震か?いや違う!!…一瞬にして映画館の雰囲気が変わる、観客全員の呼吸が止まる!?「おいオイオイ!!、100万の軍勢ってこんなに凄いものなのか?」実際に映像に映し出されると本気で言葉を失う。真正面から敵の大群にぶち当たり、なぎ倒して行く様に思わず「冗談だろ…」って誰もが感じたはず。
手に取ったポップコーンも口に運べない、まるで金縛りにあったよう。死の刹那時間が止まるというが、スローモーションと音響の大小で、それが上手く表現されているんだな!鍛え抜かれた体が物凄い力でしなり、敵の体を跳ね飛ばしていく。踊りを踊っているような中に、弧を描く血液!まるでイルミネーション!まさに芸術!!(笑 決して痛さを感じない戦闘に、ある種の演舞を見ているようだ。

道中にドラマ部分らしきものがはさまれるが、ここまで戦闘シーンが鮮烈だと全く記憶に残らない。ナヨナヨしたスローモーション映画が、あふれている中コレの力強さといったら完璧だよ!惜しむべきはいらぬドラマと、後半のペースダウンぶりだろう。なんか適当に終わらした感が否めないなあ。
でも、最初から負けると知りながらも戦った「彼らの意味」が、最後のシーンで明かされ正直感動したよ!ただ突っ込むだけのアクション映画じゃなかったんだね!まるで侍の精神にも通じる彼らの意志の強さは、今の現代人に少しは伝わったかな?(笑

300s



 監督:ザック・スナイダー
 代表作:ドーン・オブ・ザ・デッド(04)
脚本:ザック・スナイダー マイケル・B・ゴードン カート・ジョンスタッド

出演:ジェラルド・バトラー(レオニダス)
レナ・ヘディ(王妃ゴルゴ)
デヴィッド・ウェンハム(ディリオス)
ドミニク・ウェスト(セロン)
ミヒャエル・ファスベンダー(ステリオス)
ヴィンセント・リーガン(隊長)
トム・ウィズダム(アスティノス)
アンドリュー・プレヴィン(ダクソス)
アンドリュー・ティアナン(エフィアルテス)
ロドリゴ・サントロ(クセルクセス)
マリー=ジュリー・リヴェス
スティーヴン・マクハティ
タイロン・ベンスキン
ピーター・メンサー

上映時間 117分
製作国 アメリカ
ジャンル アクション/アドベンチャー/歴史劇
映倫 R-15

オフィシャルサイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/300/
http://300themovie.warnerbros.com/

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

ショーシャンクの空に THE SHAWSHANK REDEMPTION(94)
shaws公開コピー:「人の心には誰にも奪えない
何かがある。“希望”さ」stars4



原作はスティーブン・キングの小説「刑務所のリタ・ヘイワース」を映画化したもの。映画化にあたって細かい点でオリジナルの要素を追加したりと変更があったみたい。これがまた非常に上手くまとめられていて大成功!名匠フランク・ダラボン監督の手腕を感じるところだ。
さて肝心の物語だが、エリート銀行員のアンディが無実の罪で刑務所に入れられる、この後様々な出来事にも負けず脱獄をはかろうとする。…というお話。
人生というものが上手くいかないのは、10年前も今も一緒だ。特に今の時代は真面目にやっていることが、功をなすとは言い難い世の中。時にはこの映画の主人公のように、賢くやっていかなければとも思う。

映画の公開当初は当時アカデミー賞を量産した「フォレスト・ガンプ」に話題をかっさわられ、大した知名度は無かった。しかし後に、映画としてのストーリー性や完成度の高さが世に広まり、今や脱獄映画と言えば真っ先にコレを思いつくんではないかな。

shaws1---投獄されてから一月程たった後、当初から何度もアンディに話かけてきた刑務所内の調達屋エリスに心を開いていく。アンディはエリスに鉱物採集の趣味を復活させたいと言い、一つの小さなハンマーを手に入れる。後にこのエリスとは刑務所内で唯一無二の大の親友となる。暗く長い服役生活の中でアンディは、元エリート銀行員という事を活かし看守達の脱税を、手伝う事により刑務所内で優遇を得る事ができるが・・。


shaw2映画の前半から中盤にかけ、すでに10年はたっていてる。この間、映画を見ているこっちも息苦しいシーンが延々と続き、刑務所というものをリアルに感じさせる。そんな中、時折見えるかすかな光はとても眩しく見えるものだ。
過酷な労働の中にも、脱税を手伝う変わりに「みんなに冷えたビールを」というアンディ。青く澄んだ空の下で「生きてる内にまさかビールが飲めるなんて」と大喜びの仲間達、それにまあ今ぐらいはいいだろと笑う看守達とのやり取り。刑務所にあるはずもない少しの自由を掴み、誰もが希望を感じられずにはいられない素晴らしいシーンだ。これを見た時は「生きてること」を共に感じ、さっきまで暗い気持ちだった僕らを清々しい気持ちにさせてくれる事だろう。

終盤にこの映画のすべてというべき場面が凝縮されている。まさに「希望の光」とは上手くいったものだなあと感心してしまう(パッケージ)。結構長い映画で辛く理不尽な場面が多く、見てるほうも体力を使う。しかし、それを補って余りあるラストシーンは、すべての映画を通しても屈指の名シーンではないだろうか?

内容的には少し硬いが、見ておいて損はしないはず!仕事漬けの毎日から抜け出して、大好きな音楽を連れ大空に向けて手を伸ばす、そんな開放的な感じのする映画だ。最後にこの映画でアンディが起こしたのは、偶然の奇跡ではない事を僕らは忘れてはいけない。

shaw_s



 監督:フランク・ダラボン
 代表作:マジェスティック(01) グリーンマイル(99)
脚本:フランク・ダラボン
原作:スティーヴン・キング「刑務所のリタ・ヘイワース」

出演:ティム・ロビンス(アンディ)
モーガン・フリーマン(レッド)
ウィリアム・サドラー(ヘイウッド)
ボブ・ガントン(ウォーデン・サミュエル・ノートン)
ジェームズ・ホイットモア(ブルックス・ヘイトレン)
クランシー・ブラウン(バイロン・ハドリー)
ギル・ベローズ(トミー・ウィリアムズ)
マーク・ロルストン(ボッグス・ダイアモンド)
ジェフリー・デマン
ラリー・ブランデンバーグ

上映時間 143分
製作国 アメリカ
ジャンル ドラマ
オフィシャルサイト:----------

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

コラテラル COLLATERAL(04)
collateral
公開コピー:その夜は、いつものように始まった…
stars3 border=


男物の心情を描くのが上手いと人気のマイケル・マンが監督のクライムサスペンス。人気俳優のトム・クルーズが悪役を演じ、公開前から色々騒がれてたが実際見てみるとイマイチ…?な感じだ。映像や出演している人の演技・音楽は全然問題ないのだが、いかせん流れがタルいかな。高精度のカメラを使っているらしく、映像は文句なし綺麗!多数に識別できるほどの黒色が何層にも重なっていて、そこに様々な電飾のネオンがぼんやりと浮かんでいる。実際に目の当たりにするよりリアルな映像には、犯罪など微塵も感じさせない美しさがあるね。


---将来リムジンを運転する事を夢見ているタクシー運転手のマックス。彼は現在、病気の母親の見舞いと仕事を繰り返す平凡な毎日を送っていた。そこに客であるアニーという女性に惹かれ、ほんの些細な会話の中で次第に打ち解けていく。彼女も好意を抱いたらしく別れ際に名刺を渡し去っていった。その後しばらくして、ヴィンセントと名乗る銀髪の男が乗り込んできて「不動産の仕事をしていて今夜中に5件まわらなければならない。頼まれてくれないか?」と言い、会社の規定違反ながらも気さくな口調のヴィンセントに渋々承諾する。

collateral1これから起こる悲惨な運命など、知るよしもないタクシー運転手のマックス。いつか叶えば良いと思っている夢、その多くは叶わないまま終わってしまうのが大半だ。そんな平凡な人間の人生、このままいけばマックスもそのうちの一人になるだろう。ヴィンセントの頼みにも、お金のためとOKしてしまう所が、まさに「ありきたりな人間」って感じだね。

---取引先でヴィンセントを降ろし、車で待っていたマックスの元に突然上から死体が降ってくる。あまりの事に驚いて車外に飛び出る。取引先から戻ってきたヴィンセントに事情を説明すると彼はごく冷静に「俺が殺した。」と告げる。呆然とするマックスにヴィンセントは死体をトランクに入れる手伝いを要求。ヴィンセントに脅され已む無く死体を片付ける。予想外の展開だが「後4箇所今夜中に回る」というヴィンセント。逆らえば殺されるマックスは従うしかなく、あまりにも不運な巻き添え(コラテラル)を食うことになった。

collateral2最初もそうだが後々の殺人もあまりに堂々としすぎ!こんな事していたら絶対ばれるやん。特に中盤でのバーで撃ちあいするシーン。暗殺でもなんでもない!撃ちまくり殺しまくりで顔もバッチリ見られまくってて速攻指名手配されるよ…(汗
物語のテンポはまあまあ、骨太で重厚なアクションシーンも平均水準以上。しかし、話の流れが全体的にノッペリしてるもんだから、「激しいアクション」や「どんでん返しなサスペンス」を期待してるなら肩透かしを食らうかも。
でも、ヴィンセントが登場してから他の映画で、退屈しがちな「会話シーン」がなんとも心地良い。普段は巻き戻して見たりはしないが、この映画では何度も繰り返して見てしまったよ(^^;

特に印象に残るは、後半ヴィンセントがマックスに問うシーン。
「何故いつまでもタクシーに乗っている?夢はリムジンでタクシーをすることだったな?」
「きっといつかは夢は叶うそう信じていて、ふと気づくんだ夢は叶わないまま年をとった自分に。」
「叶わないのは自分が、何もしようとしなかったからだ。リムジンなんて頭金作ってさっさと踏み出せば良かったんだ、女の事にしてもそうだ。」と…。
特に目立った反論の出来ないマックスに、ふと今の自分を重ねないだろうか?
フィクションなんだけども、かっこたる意志を持ち常に行動をしてきた人間に言われると、素通りできないものがある。誰もが経験した失敗をこのシーンでしっかり受け止め、じっくり凹んでみると良いだろう。平凡なマックスが変わっていく、それを見て自分も改めましょうと、きっとそういう映画だ、うむ。


collateral_s



 監督:マイケル・マン
 代表作:マイアミ・バイス(06) アビエイター(04) ALI アリ(01)
インサイダー(99) ヒート(95)
脚本:スチュアート・ビーティー

出演:トム・クルーズ(ヴィンセント)
ジェイミー・フォックス(マックス)
ジェイダ・ピンケット=スミス(アニー)
マーク・ラファロ(ファニング)
ピーター・バーグ(リチャード)
ブルース・マッギル(ペドロサ)
イルマ・P・ホール
バリー・シャバカ・ヘンリー
ハビエル・バルデム
ジェイソン・ステイサム

上映時間 120分
製作国 アメリカ
ジャンル サスペンス/アクション/犯罪
オフィシャルサイト:http://www.collateral-themovie.com/
http://www.collateral.jp/


テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

ソウ SAW(04)
saw公開コピー:恐怖の殺人ゲームに
かり出された二人、生き延びる方法はただ一つstars4



どこぞの犯罪心理学者さんが言ってた事だが、この世で最も恐ろしい殺人は、「犯行を犯したものが何も感じず殺戮を繰り返す」だそうだ。考えてみれば、犯罪の何%を動機が占めるんだろうか?といえば相当なもんだろう。軽犯罪、いわゆる万引きなどは実際に、当然のごとく盗んでいけばほとんどバレないらしいし。
コレがまたその通り。殺す事になんら躊躇いも持たず、むしろ殺人そのものを楽しんでいる。映画自体の前評判を聞いていたし、ホラーは好きな部類なので、こういうサイコっぷりもすんなり入り込めた。ただ、描写がスプラッター映画並なので、苦手な人は見ないほうが○。また監督自身も「心身共に疲労しつくして下さい!」と言ってはるので、忠告を聞いて万全の体調で鑑賞しよう!


---老朽化したバスルームに監禁されたアダムとゴードン。二人は足を鎖で繋がれており、互いの側に寄る事はできない。二人は相手が誰かも、何故ココに居るのかも分からないまま。
そうして「死のゲーム」は始まる…。暫くしてゴードンは「6時までにアダムを殺せ。」というメッセージを見つける。「何をバカな事を…」と思うゴードンだが次第にさらされていく自分の立場に徐々に理性を失い始める。
お互いが誰か知らないと言っていた二人、しかし、異常な状況に耐えられなくなったアダムはついに重い口を開く。「ゴードン先生、実は俺あんたを大分前から知ってる…。」と。

saw1映画が始まるや否や息詰まる閉鎖空間での展開。「ノコギリ」「テープレコーダー」「二本のタバコ」など様々なアイテムが登場し、それらを順に追う事で犯人の狙いが明らかになっていくというわけだ。ゴードンとアダムの話だけではなく小さなサブストーリーも織り交ぜ、物語りは進行していく。重苦しいストーリーに逃げ道は無く、見ている側は延々と疲労が続く。憎い事にサブの話が良く出来ており、映画中の良い目覚ましになってくれる(^^;

saw2無名の監督だがsawシリーズ(3まである)で、一気に有名になり当初より映画の風当たりが大分キツいと思う。しかし、ありそうで無かったストーリーは斬新だし、練りに練られ入れ替わり立ち変わりのストーリーは逸品である。どんなに叩かれようが、少なくとも1作目は名作!一時代を築いたと言っていいだろう。「おもんねえよ〜」とブーブー文句言ってる人に限って、3作目までしっかり見てるんだよね(--;

後々気持ち悪いシーンを思い出し気味な人は止めた方が良いけど、少しでも興味がわいた人は見てみる事をオススメします!!謎解きうんぬんより、危機的状況に陥った人間がとる行動や、その異常な状況下が個人的には楽しい。誰しもが持っている人間としての「負」の部分。普段は見ることのできない自分を映画に映し、それらを見ることで興奮する。「人をゲーム感覚で殺す」とはなんて狂気に満ちた映画だ、と感じるかもしれない。しかし「負」を直で描かずゲームという観点で見せている点で全然マシ。世の中には監督の自己満足映画が多々あるので…。
貴方はレンタル店で映画を数本借りてきた、「さて何から見ようかな?」と思った時に、真っ先に何を見るだろう?僕らの根底にある欲求、それがサイコ映画であるというのは恐ろしい。


saw_s



 監督:ジェームズ・ワン
 代表作:---------------
脚本:リー・ワネル

出演:ケイリー・エルウィズ(Dr.ゴードン)
ダニー・グローヴァー(タップ)
モニカ・ポッター(アリソン・ゴードン)
リー・ワネル(アダム)
トビン・ベル
ケン・レオン
ディナ・メイヤー
ショウニー・スミス
マイケル・エマーソン
マッケンジー・ヴェガ
ベニート・マルティネス

上映時間 103分
製作国 アメリカ
ジャンル ホラー/サスペンス/ミステリー
映倫 R-15
オフィシャルサイト:http://sawmovie.jp/


テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

シービスケット SEABISCUIT(03)
sb公開コピー:全米が泣いた勇気と
感動の実話、ついに映画化
「一度や二度のつまづきは、誰にでもある」stars3.jpg




世界恐慌下のアメリカで、一頭の競走馬に全てを賭けた3人の男たちの人生をドラマチックに描いた勇気と感動のヒューマン・ドラマ。原作はローラ・ヒレンブランドのベストセラー・ノンフィクション小説『シービスケット あるアメリカ競走馬の伝説』。監督は「カラー・オブ・ハート」のゲイリー・ロス。主演は「サイダーハウス・ルール」「スパイダーマン」のトビー・マグワイア。共演に「ビッグ・リボウスキ」のジェフ・ブリッジスと「アダプテーション」のクリス・クーパー。


---1929年10月、アメリカは株の大暴落で大恐慌時代に陥った。それまで自動車ディーラーとして成功を収めていたハワードは、皮肉にも最愛の息子を交通事故で亡くし、妻にも去られてしまった。そんな彼は1933年、運命的に出会った女性マーセラと結婚。そして、乗馬の愛好家である彼女に影響を受け、競馬の世界に傾倒していく。やがて彼は、馬に人一倍愛情を注ぐ元カウボーイ、スミスを調教師として雇う。スミスは“シービスケット”と呼ばれる小柄で気性の荒いサラブレッドの潜在能力に目を付け、ハワードにその馬を購入するよう進言する。そして、誰もが手を焼くその馬の騎手に、気が強くて喧嘩っ早い男レッドを起用するのだった。
(allcinema onlineより抜粋)

sb1「アカデミー賞7部門ノミネート」…と書いてあるが、意外と世間の認知度は低い。かくいう自分も友人の紹介で薦められなければ、存在すら知らなかったよ。通して見て見て良い映画だと素直に思うけど、なんか小粒感があるんだよなあ。当時の殺伐とした雰囲気(世界恐慌の1929年)や、そんな中でも必死に再生を図ろうとする人物達も、各々の役になりきって頑張ってたのは伝わってきたんだけどね。撮り方が悪いのかな(^^;

この映画140分と長く、シービスケットに男3人が出会うまでに半分は食っている。後にビスケの騎手となるポラード、彼の幼少期から描かれている為、ちょっと長い。一応ハワーズ側の話と入れ替わりしながら進むので、そう退屈ではないのが救い。問題ないんだけど、もう少し冒険しても良かったんじゃないかと思う。「折れた人間でもやり直す事ができる」、そう強く思わせる何かが欲しかった。まあ、説明過ぎず自分で考えろって感じなら、この映画の終わり方は潔いっていっちゃあ潔いけど。

sb2ただ、レースのシーンは小粒(--;)のわりに迫力あるし、毎レースごとに違う視点から映し出される見せ方は見事だ。「行け!行け!ぶっ飛ばせ!」って燃える感じではなく、暖かい気持ちで頑張れって応援したくなる。レースだけ見ててもこうは、思わなかっただろうなあ。
長く長く引いた伏線、ジョニーとシービスケットの交流やハワードの気持ちを考えると思わず、手を握りこんでしまうというものだ。競馬って単なるギャンブルだと思ってたけど、こういう気持ちで馬を見ている人もいるんだろうなあ。うーむ、偏見はいかんね。


sb_s



 監督:ゲイリー・ロス
 代表作:カラー・オブ・ハート(98) デーヴ(93)
脚本:ゲイリー・ロス

出演:トビー・マグワイア(ジョニー・レッド・ポラード)
ジェフ・ブリッジス(チャールズ・ハワーズ)
クリス・クーパー(トム・スミス)
エリザベス・バンクス(マーセラ・ハワーズ)
ウィリアム・H・メイシー(ティック・トック・マクグローリン)
ゲイリー・スティーヴンス(ジョージ・アイスマン・ウルフ)
キングストン・デュクール
エディ・ジョーンズ

上映時間 141分
製作国 アメリカ
ジャンル ドラマ
オフィシャルサイト:http://www.seabiscuitmovie.com/


テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

スリーピー・ホロウ SLEEPY HOLLOW(99)
sleepy公開コピー:月夜の晩は
なくした首がすすり泣くstar5




鬼才ティム・バートン監督が「首なし騎士」の伝説を映画化した、ゴシック・ホラー。首なし騎士を具現化した見事な映像や、不気味でユーモラスな美術などバートン色が満載。ジョニー・デップ、クリスティーナ・リッチ共演。

---1799年、NY郊外の村で人間の首を切り落とす猟奇的な連続殺人事件が発生した。調査に訪れた市警捜査官のイガボットは、南北戦争で殺され、自分の首を求めてさまよう幽霊騎士の伝説を聞かされるが…。

ジョニーデップが出演する映画の中で、一際黒光りしているこの作品。暗くジメッとした雰囲気は、ティムバートン監督の得意分野だ。この話には原作があり、学校の教科書にも載ってるという有名なお伽話で、映画化にあたって、事件を解決に導く主人公を付け加えている。

sleep2首狩事件の調査を依頼されたイガボッド。よくある強いヒーローとは正反対、事件を解決に来たのに毎回気絶したり、身の危険を感じると子供を盾にしたりしてもう最悪。
しかし、そんなコミカルな主人公を演じることで、ホラーサスペンスという確立されたジャンルを全く新しいものに変えている。
映画中、首がとんだり血しぶきが舞うスプラッターな場面が多くあるが苦手な人にも全然平気だ。恐怖を演出する残酷な映像を、苦手が無いぐらいギリギリのラインで映像化しており芸術的。これにより非常に濃い映画でありながら、大衆ウケ抜群となっている。性格疑われそうだが、登場人物がポンポン殺されていき非常にテンポが良い。首なし騎士が登場するシーンなんて、ホラーにあるまじき美しさを醸し出しているではないか。

sleep1クリスティーナ・リッチ演じるカトリーナもとても魅力的。主人公に恋すると共に、彼女が犯人ではないかと睨むイガボッド。その折り合いがなんとも言えず良い。町を立ち去ろうとし、思い直す所でグッとくる。一度心を捉まれたなら、もうヤバイです。ここから映画のラストまでは、アクションあり謎解きありの至福の時間を過ごす事になります(笑


古いヨーロッパの建物、時代を表すくすんだ色の衣装、その雰囲気がすべてが残酷にも美しい。これはサスペンス+コメディ?の両立に成功している数少ない映画の一つ、ティム・バートン監督の独創的な世界観が炸裂した傑作だろう、絶対に必見だ!ああ、こんな映画に浸れて幸せ。

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 監督:ティム・バートン
 代表作:バットマン(89) ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(93) シザーハンズ(90)
チャーリーとチョコレート工場(05) ティム・バートンのコープスブライド (05)
脚本:アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー

出演:ジョニー・デップ(イカボッド・クレーン)
クリスティナ・リッチ(カトリーナ・ヴァン・タッセル)
ミランダ・リチャードソン(ヴァン・タッセル夫人)
マイケル・ガンボン(バルタス・ヴァン・タッセル)
キャスパー・ヴァン・ディーン(ブロム・ヴァン・ブラント)
イアン・マクディアミッド(トーマス・ランカスター医師)
マイケル・ガフ(ジェームズ・ハーデンブルック書記)
クリストファー・リー(ニューヨーク市長)
ジェフリー・ジョーンズ(スティーンウィック牧師)
マーク・ピッカーリング(ヤング・マスバス)
リサ・マリー レディ・クレーン
クリストファー・ウォーケン
レイ・パーク

上映時間 98分
製作国 アメリカ
ジャンル ホラー/サスペンス/ミステリー
映倫 PG-12
オフィシャルサイト:----------


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ダイ・ハード4.0 LIVE FREE OR DIE HARD(07)
dh公開コピー:あの男、再起動。
世界を揺るがす、史上最悪のサイバーテロ発生!
stars4


アクション映画史上トップ5には、入るであろう名作中の名作。超高層ビルを舞台にテロ組織と、ただ一人真っ向から立ち向かったシリーズ1作目「ダイ・ハード」。それから「ダイ・ハード2」「ダイ・ハード3」と続くが、まさか続編が出るなんて思わなかったよ。もうずいぶん年がいってるのに、ブルース君大丈夫なのかな(汗
続編映画お決まりの「出るたびにスケールダウン」してるのは、悲しいがダイ・ハードでも一緒だ。それに最近のブルース・ウィリスの作品は、どれもちょっと疲れた感があったし。そんなに期待はしていなかったが、大作映画には厳しいネットの評判が非常に良かったので、さっそく映画館で見てきた。


---アメリカ独立記念日の前夜、何者かが全米のあらゆるコンピューターを制御するシステムにハッキングを仕掛けてきたと情報が入り、ブラックリストに載るハッカーたちの一斉捜査が開始される。
時を同じくして久しく会っていなかった娘のルーシーに、会いに来たジョン・マクレーン警部だが、冷たい態度のルーシーに気落ちする。さらに夜中だというのに、マットというコンピューターハッカーを保護しろとの命令。しぶしぶマットの住んでいるアパートまでやってきたマクレーンだが…。

オープニングのスタッフロールから、見せ場で使うような爆発などが起こり、金使ってるなあって感じ(笑
ダイ・ハードシリーズを見て居ない人でも、最初の娘とのギクシャクを見れば一瞬で、マクレーンがどんな人間かわかるね!どこの家庭でもありそうな親と子の反発っぷりが、マクレーンの不器用で人間味のあるところを上手く演出してる、どうやらこの映画かなり親切設計なようだ。

dh1ハッカーのマットをFBI本部に保護しようとしていると、突然の激しい銃撃戦!!思わず「きたっ!これだよこれ!」マクレーンには悪いが、世界一最も!史上最高についてない一日の始まりだ!!!迫力のあるアクション映画なんかは、映画館で見るに限るよやっぱり!最初の銃撃戦からハラハラドキドキのシーンは続くし、ダレ気味の無用な会話シーンはほとんどない。


---マクレーン達を襲ったのは、トーマス・ガブリエル率いるサイバーテロ軍団。思っていたより事態は深刻で、世界各地の主要コンピューターシステムがハッキングされてしまう。交通機関を麻痺させ、ガス電気系統を意のままに操り、人間が築き上げてきたものすべてを手に入れる。しかし、先を読んでかぎまわるハッカーのマットとマクレーン。痺れを切らしたガブリエルは、彼の娘ルーシーを人質に取るが…。

dh2悪役特有の人質作戦!「俺が怖いから娘を人質にとってるんだろ?」と強気のマクレーン。毎度ヒイヒイ言いながらも、なんとか生きてるし。近年見る正統派のヒーローが性格曲がって年食ったみたいで渋いよね!年をとれば肉体を駆使した(体術など)は厳しくなる代わりに、銃の腕や機転の速さなんかがスゴイよ!他の映画でラストシーンに使えそうなものを道中に惜しみなく使っちゃって、まあ余裕ですな(笑

逃げ場も無く味方の援護もなかった1作目は、ド派手なアクションや主人公の位置づけ、そしてなにより高層ビルという閉鎖空間のシチュエーションが映画を盛り上げたんだと思う。シリーズ2〜4は外が舞台なので幾らでも逃げようがあるんだけども、そんなシチュエーション負けしている状態で良くぞここまで、面白くさせてくれたね!全体通してアドレナリン出っぱなし!
加えて相棒のマットがまた良いね!マクレーンの不得意分野を補ってるし、最初はなよっとしてたけど、根性で何でもこなすマクレーンを見て徐々に変わっていく。「マットとマクレーン」このコンビはシリーズ通して一番良かったんじゃないかな。

それにしても遊園地のジェットコースターが下降する時のような、心臓のバクバク感が映画館で味わえるとは。アクションも一級品だし、マクレーンの人物像もバッチシ!ただ1の時のようなテンポの良さは無かった気がするけど。それでも上映終了後、え?もう二時間以上経ったの?って時間を忘れてたよ、素直に認めます。あー面白かった!!

最後に、最もついてない男マクレーン君の一言
「誰も変わりがいないから仕方なく警官やってんだ。他のやつがいたらこんなもんすぐ辞めるよ」って良い顔で言ってる。こんだけやっても死なないんだし、ある意味一番ツイてる男。
あんたが一番警官に向いてるよ!

dh_s



 監督:レン・ワイズマン
 代表作:アンダーワールド エボリューション(06) アンダーワールド (03)
脚本:マーク・ボンバック

出演:ブルース・ウィリス(ジョン・マクレーン)
ジャスティン・ロング(マット・ファレル)
ティモシー・オリファント(トーマス・ガブリエル)
クリフ・カーティス(ボウマン)
マギー・Q(マイ・リン)
シリル・ラファエリ(ランド)
メアリー・エリザベス・ウィンステッド(ルーシー・マクレーン)
ケヴィン・スミス
ジョナサン・サドウスキー

上映時間 129分
製作国 アメリカ
ジャンル アクション/サスペンス
オフィシャルサイト:http://movies.foxjapan.com/diehard4/
http://www.livefreeordiehard.com/


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ガタカ GATTACA(97)
gattaca公開コピー:残酷なまでに美しい未来…
愛だけでは君に届かない
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毎度レンタルしようかどうか悩んでいたこの映画、前からジュードロウが出ている事で知っていたのだが、ちょっと小難しそうな話だったので避けていた。しかし今回知人が面白いと勧めてくれたので見てみる事に。そう遠くない未来、生まれつきの遺伝子により優劣が決まる世界。劣性で生まれてきた主人公が優勢のフリをして宇宙局「ガタカ」に入るという内容である。

「近未来」というと決まってトムクルーズ主演の「マイノリティ・リポート」の様なバリバリの未来、そこで繰り広げられるアクションなんかを想像してしまう。「ガタカ」は全くその逆と言っても言いぐらいだ。未来らしい乗り物や風景は出てこないが、ちょっとした小物やその世界観で「未来」だという事を僕らに思わせてくれる。何気に期待していたアクションも全くないが、逆にあれば駄作になるというぐらいドラマ部分の出来が良い。物語の最初から独特の設定で、見てるものをグイグイ引き込んでいく。

---この世界で人は生まれる前から「寿命」「病気」「障害」などがすべて分かる。しかしほとんどの場合子供を生む時は人工授精をし完璧な遺伝子を宿した人間を創り上げる。前者として生まれた「不適正者」の主人公ヴィンセントと完璧な「適正者」ジェローム。
ヴィンセントは幼い頃から宇宙に行く事を夢見ていた。「不適正者」でありながら決して諦めることなく、その類稀なる努力により「ガタカ」に入るレベルまでのし上る。しかし血液検査ですべてを決めてしまう「ガタカ」では「不適正者」のヴィンセントが受かるわけがない。そこで事故で下半身不随になってしまった「適正者」のジェロームに頼み、検査に必要な血液や髪の毛をもらう代わりにジェロームに金を渡すという取引をする事に…。

gattaca1なんという世界!生まれる前から「病気にかかる確率」や「何時死ぬか分かる」なんて嫌過ぎだ。もし将来、遺伝子操作で完璧な人間が生まれるなら世の中美形だらけやん…。
うーむ、それにしてもジュード・ロウかっこよすぎだわ。まさに「適正者」の役にふさわしく美形で知的、完璧な人間というのも説得力がある。


---ジェロームの協力を得たヴィンセントは「ガタカ」に入る事になる。完璧な「適正者」として活躍していくが、いつしかヴィンセントを怪しむ人間が現れる。しかし「不適正者」ではないかと怪しんでいた人間が何者かに殺され、同時にヴィンセントに容疑が向く事に。幾度となくバレそうになり、その度機転を利かせかわしていくが…。

gattaca2殺人事件が起き始めてから途端に正体が「バレるバレない」のサスペンス劇に。その中で起こる同僚のアイリーンとの愛。最初は心を閉ざしていたジェロームも「不適正者」でありながら夢を追い求めるヴィンセントに惹かれていく。

このサスペンス部分とアイリーンとの恋愛模様に、ケチを付ける訳じゃないんだが、あんまり要らなかったかといささか感じてしまう。なんか中途半端で初めは良いんだけど、どちらも終わりが適当な感じが…。
しかし、残ったジェロームとの話がとても感動的で素晴らしい、この映画を良く思う重要な部分だ。彼に起こった事故の真相や、ヴィンセントに見せてもらった夢に対する「返事」に僕はものすごく胸をうたれた。何かと説明不足な所もあるが、逆に見てる側に「あーだ、こうだ」考えさせる事でより感情移入して見てしまう。サブの話がもっと上手く絡んでくれば、文句なかったんだけどなあ…惜しいの一言だ。

独創的な世界観を上手く利用した人間ドラマ、原作は小説?っていうぐらいしっかりとした脚本に、見た人ほとんどが何か考えさせられる事だろう。監督のアンドリュー・ニコル、前の「トゥルーマン・ショー」でも変わった人間ドラマを撮ってるし、これは次も期待ですな!

gattaca_s



 監督:アンドリュー・ニコル
 代表作:ターミナル(04) シモーヌ (02) トゥルーマン・ショー(98)
脚本:アンドリュー・ニコル

出演:イーサン・ホーク(ヴィンセント)
ユマ・サーマン(アイリーン)
アラン・アーキン
ジュード・ロウ(ジェローム)
ローレン・ディーン
ゴア・ヴィダル
アーネスト・ボーグナイン
ザンダー・バークレイ
イライアス・コティーズ

上映時間 106分
製作国 アメリカ
ジャンル SF/サスペンス/ドラマ
オフィシャルサイト:----------


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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(03)
poc
公開コピー:その呪いを解くのは愛
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ジョニーデップが一躍ハリウッドスターに躍り出た作品で有名な映画。「ロードオブザリング」にレゴラス役で出演しているオーランド・ブルームが出るという事で、一般女子から人気を集めてたみたいだが、映画を見た後はジョニー!ジョニー!と言っている事だろう。それほどまでにこの映画でのジョニー・デップは素晴らしい。
ルックスもさることながら見る者を惹きつける演技、豊かな表情や仕草どれをとって見ても完璧といっていいだろう。オーランドやキーラも全然良いのだが完全ジョニーに食われてる、まあ主役だから仕方ないけど…。

---17世紀、海賊たちが大海原を荒らしまわっていた遥かなる時代。カリブ海の港町ポートロイヤル。美しい総督の娘エリザベスはかつて海上で助けた少年ウィルが身につけていた黄金のメダルを手に入れ、今も密かに保管していた。大人になったエリザベスは、島の提督からプロポーズを受けている最中に誤って海に転落してしまう。そこに偶然居合わせた海賊のジャックはすぐさま救出に向かうが重みであった服を脱がした為、提督は誤解しジャックを捕らえようとする。その場をなんとか逃げたジャックだが、海賊が大嫌いなウィルに出会い戦うはめに…。争いの末不意をつかれたジャックは捕らえられる。
ところがその夜、海賊船が島を襲いエリザベスがさらわれてしまう。ジャックが海賊船の行き先を知ってるとふんだウィルは脱獄を手伝う代わりに連れて行ってくれと頼み、商談成立。二人は冒険の旅に出る事に…。

poc1始まりから旅に出るまでは新しい事の連続で全く飽きずに見る事が出来る。特にジャックが最初に現れる所なんて好きな人には鳥肌物だろう。むちゃくちゃ服なんかも似合いまくりで完全にジャック・スパロウ船長になりきっている。海賊と言えば聞こえは悪いがジャックはとてもコミカルで楽しく、なんとも憎めないキャラだ。そんなジャックと港で警備の二人と話す所はまるでコントを見てる様。

poc2---島を襲ったのは「決して死ぬ事のない」呪われた海賊達。呪いを解くためにはエリザベスの持っていた「アステカの金貨」と「償いの血」が必要であった。中盤はジャック達が海賊達の不意を付こうとするが、ジャックを信用できなかったウィルは一人でエリザベスを救出する事に。
その場は上手くいくものの後に海賊達に捉えられ、ジャックとエリザベスは島に置き去りにされるが、エリザベスの機転で島を脱出。「償いの血」の持ち主がウィルである事が分かった海賊達は呪いを解くためにウィルをさらってしまう。ウィルを助ける為にジャックがある提案をするが…。

poc3ウィルがエリザベスを助ける為に、ジャックを裏切るシーンでは「ウィルって嫌な奴だなー」とか思ったりした。この他にもウィルとジャックは度々反発するが、実はこういうシーンが後々の複線なんだね。ちょっぴり嫌われ役のオーランド君、頑張りましたな。逆にそんなウィルをジャックは、敵に寝返った様に見せかけて助ける!戦闘そっちのけでジーンと来てしまったよ!こういう男同士の友情に弱いだ自分(笑

さすがに大作映画なだけよく出来ていると思うが、全体的に飽きさせない様、序盤からラストまで見せ場が続くため中盤でダレ気味。一言でいえばメリハリがないなあ。加えて戦闘に迫力、というか緊張感があまりないので少し物足りない感じがする。まあ子供やファミリー向けのディズニー映画なんでコレは仕方ないのかなあと。
しかし最後はやっぱり感動的なディズニー映画。今までジャックを信用してなかったという前フリを散々見た後で、こんな展開が待っているとはずるい!いつの間にか息もぴったりなジャックとウィルを見てると、つい頬がゆるんでしまう。映画史上こんなお似合いの二人は今まで見た事がないよ!

poc_s


 監督:ゴア・ヴァービンスキー
 代表作:ザ・リング(02) タイムマシン(02) ザ・メキシカン (2001)
脚本:テッド・エリオット テリー・ロッシオ ジェイ・ウォルパート

出演: ジョニー・デップ(ジャック・スパロウ)
オーランド・ブルーム(ウィル・ターナー)
キーラ・ナイトレイ(エリザベス・スワン)
ジェフリー・ラッシュ(キャプテン・バルボッサ)
ジョナサン・プライス
ジャック・ダヴェンポート
リー・アレンバーグ
ブライ・クーパー
マッケンジー・クルック
デヴィッド・ベイリー
ケヴィン・R・マクナリー
トレヴァー・ゴダード

上映時間 143分
製作国 アメリカ
ジャンル アクション/アドベンチャー/コメディ
オフィシャルサイト:http://disney.go.com/disneypictures/pirates/index.html



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アメリカン・サイコ AMERICAN PSYCHO(00)
psycho
公開コピー:僕は最高に満ち足りている
stars2


原作は1991年に出版されたエリスの長編3作目を映画化したもの。公開されるや否や本国アメリカで、一大センセーショナルを巻き起こした問題作だ。主演は「バッドマン・ビギンズ」や「サラマンダー」のクリスチャン・ベール。かなりの美形俳優・聖人面で、今まで非常にクリーンなイメージのあった彼が、今回このイッちゃってる(狂気の)主人公を演じる。最後まで読んでもらえれば、分りますがよくこんな役を引きうけたもんだよ…、先に褒めときます!!!あんたは本物の俳優だ(笑

―恵まれたルックスに27歳という若さで大手の証券会社に勤め、健康に気を使いサロンやジムに通っている。仕事に就くなり自分専用の個室で机に足を乗っけては、毎日を上手くやりくりしている。しかし、あまりに完璧すぎる彼には裏の顔があり、内に秘めた感情を抑えられなくなると人を殺してしまう事があった。映画が進むにつれ徐々に欲求が抑えられなくなり、遂に会社の仲間までも殺めてしまう。アリバイ工作をし、何かと探ってくる探偵キンバールをかわし何とかココまでやってきた。だがもう限界だ…。

psycho1冒頭のお手本の様な主人公から一変、超ナルシストな彼は、ベッドに女を呼んではヤッてるシーンをビデオに撮ったり、鏡に映る自分にピース。会社の仲間を家に招き、床には新聞紙。レインコートを羽織ったパトリックは、軽快にステップを踏みお気に入りの音楽を聞かせる。彼はおもむろにオノを取り出し、楽しい会話の中でイキナリ頭めがけてぶった切る!(汗)その変貌ぶりは、悲しくもクリスチャン・ベールの演技の上手さを証明している。

psycho2自分の中でかなりの葛藤があるらしく、殺人を繰りかえすも安易には手を出さない。コレがかなりリアルで、表には分からない分タチが悪い。普段はサラッと爽やかに、スイッチが切り替わったのならネットリと。最初から最後まで、一貫してこのテンションを保ち続けている。こんな奴本当にいるのか?と思う人も多いだろう。しかし不覚にも殺人の衝動に触れ、思わず笑ってしまった人は同類だと言う事を忘れないで欲しい。

自分もそうだが人によってかなりの酷評になっているんだけど、題名通りサイコ映画としてコレほど、カッチリはまっている映画はそうそうない。近年見る狂気の少年犯罪、歴史に名を刻むほどの凶悪犯罪者などは、どれもまともな人間の精神状態ではない、つまりはサイコだ。そういう「一種のキレた人間の内面」というものを非常に上手く描いている。単に映画の方向性がアレだっただけで、別の映画ならアカデミー賞だって夢じゃないかも!

psycho_s


 監督:メアリー・ハロン
 代表作:I SHOT ANDY WARHOL(95)
脚本:メアリー・ハロン グィネヴィア・ターナー

出演:クリスチャン・ベイル(パトリック・ベイトマン)
ウィレム・デフォー(ドナルド・キンボール)
ジャレッド・レトー(ポール・アレン)
ジョシュ・ルーカス
サマンサ・マシス
マット・ロス
ウィリアム・セイジ
クロエ・セヴィニー
カーラ・セイモア
ジャスティン・セロー
グィネヴィア・ターナー
リース・ウィザースプーン

メディア 映画
上映時間 102分
製作国 アメリカ
ジャンル サスペンス/ドラマ
映倫 R-15
オフィシャルサイト:----------


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キス・オブ・ザ・ドラゴン KISS OF THE DRAGON(01)
dragon
公開コピー:この戦いに愛などいらない
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「ニキータ」「レオン」のリュック・ベッソンが「ロミオ・マスト・ダイ」のジェット・リー主演で製作したアクション。共演は「シンプル・プラン」のブリジット・フォンダ。監督はCM界出身でこれが長編デビューのクリス・ナオン。麻薬捜査のため中国からパリにやってきた捜査官リュウ。地元パリ警察のリチャード警部とともにフランス―中国間で麻薬密売を行う中国人ギャング、ソングの逮捕に向かうが、闇で麻薬密売の独占を狙うリチャード警部によって、ソング殺害の犯人に仕立て上げられてしまう。逃亡するリュウは途中で娼婦ジェシカと出会うのだが、彼女もまた、リチャードに騙され、最愛の娘を人質に奪われていたのだった……。(allcinema onlineより抜粋)

ジェットリーこと、リー・リンチェイ。ハリウッドに進出したのは良いんだけど、どうも彼の使い方を間違えてる映画が多い。実際彼は、武術の大会で5回も優勝しているほどの腕前、よくあるワイヤーアクションなど使う必要がないのだ。
しかし今作は違うぞ、やっとみんなの見たかったリーの生身のアクションが見れるのである。

dragon1この映画で初めてジェットリーの真価がハリウッド作品で出たといっても過言ではない。人間業を超えたそのスピードや技のキレは彼以外見ることはできない。前半戦の異常に早い彼の動きに、思わず閉口。てか流石に銃弾避けるなよ…、敵がかわいそうだ(笑)バッタバッタとやられては、吹き飛んでいくやられ役たちに同情するぐらいだ。

地元の警察と共に麻薬組織の壊滅のために、パリにやってきたが裏切られ濡れ衣を着せられてしまう。アクション映画ながら、孤立無援な彼の状況は感情移入しやすい。そこに登場するヒロイン役のジェシカ、自分の子供を人質にとられ「あなたには私の気持ちなんて分からない」と涙ぐまれた時には、怒り心頭でもう分かりやす過ぎ。自分以外の人の為に戦う、単純で最も意味のある想いに、男なら燃えないはずはないだろう!

dragon2アクション映画に必要なのは、もちろん一番にアクションそのものの質の高さだ。だが、そこに「なぜ今戦っているのか?」という理由付けが、しっかりとされているとどうだろう?ドラマ部分がしっかりしているとアクションが俄然引き立ってくるんではないだろうか。それがこの映画の面白さの秘密、やっぱり脚本って大事だ。それにちょっとギコちないけど、演技頑張ってるジェットリーも偉いよ!役どころが、無口で仕事一筋の男だったので、ちょうど良かったのかもね。
しかし、土台がちゃんとしていただけに後半失速し、意味を果たせなかった感じの脚本が残念でならない。途中から血が騒いだのか?アクションを見せたがりになったり変な技使ったり、独特のフランス映画臭さと相まって、いつものジェットリーの映画になってた気がする(笑

dragon_s


 監督:クリス・ナオン
 代表作:エンパイア・オブ・ザ・ウルフ(05)
脚本:リュック・ベッソン ロバート・マーク・ケイメン

出演:ジェット・リー(リュウ)
ブリジット・フォンダ(ジェシカ)
チェッキー・カリョ (リチャード警部)
ローレンス・アシュレイ
バート・クウォーク
マックス・ライアン
リック・ヤン

上映時間 98分
製作国 フランス/アメリカ
ジャンル アクション
オフィシャルサイト:http://www.kissofthedragon.com/



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エリザベスタウン ELIZABETHTOWN(05)
elizabeth公開コピー:すべてを失った僕を
待っている場所があった。
stars3.jpg


デビュー時から話題作に続けて出演し、今やトップスターの仲間入りをはたしたオーランド・ブルーム主演の感動作。常時落ち込んでいる自分にとって、キャッチコピーの「すべてを失った僕を…」を見逃すわけもなく速攻レンタルしてきた。今まで出演してきたアクション映画とは違いドラマ映画なので、真の演技力が問われる所だ。期待して見てみよう。

シューズ会社に勤務するデザイナー、ドリューは、長年開発に打ち込んできた画期的なシューズが10億ドルもの大損害を招き、会社をクビになってしまう。恋人にも捨てられ生きる望みを失ったドリュー。彼は失意のうちに自殺を図ろうとするが…。そんな時故郷を訪れていた父親が心臓発作で亡くなったという報せが届く。父の葬儀のためにケンタッキー州の小さな街、エリザベスタウンへと向かうドリュー。彼は飛行機の中で、陽気でお節介焼きのフライト・アテンダント、クレアと出会うのだが…。

elizabeth1話の内容としては、立て続けに不幸に見舞われたドリュー(オーランド・ブルーム)が、様々な人と出会い、次第に生きる価値を見出していくという。
ストーリーや出演陣に問題はなく、安心して見れる映画…のはずだった。いや決して面白くないわけじゃないけど、これはあまりにコミカルすぎるよ。はたから見ていて全く死ぬ気のないドリューに、ストーカー並のアタックを仕掛けるクレア。そして惹かれあう二人…これはありえんって!
主人公が男前だから?失恋時を狙ってアタックしたクレアの作戦勝ち?話の引っ張り方や雰囲気は良いのにちょっと無理やりすぎ。…とまあ二人の恋愛模様にチャチャ入れたけど、暗い話を期待してた自分が珍しい方だと思うし、人間味あふれるファミリー向け映画だと思えば全然いけてる方なのかも。全体通してまあまあ、悪くない映画だが強引ぎみな脚本とオーランド君がちょっと主演には早いかなって感じだ。終始あまり飽きることなく見れた点は○。

elizabeth2なんかこういう映画を見てて思うけど、人との交流って良いものだね!沢山の人に囲まれて楽しいときも辛いときも、同じ時間を共に過ごしていく。本当の家族の様に接してくれる人々を見て妙に嬉しくなった。主役メインよりもそんな家族をメインにしてたら、恐らくドリューとクレアも普通に付き合えたのかも(笑
この映画では登場人物すべてが常に前を向いて生きており、まるで落ち込んでいる自分がバカみたい。単純に明るいだけじゃなく、辛い事ももちろんだが、それを超えて行こうとする人たちに溢れてるんだこの映画。

レンタル店に行ってもある程度の本数のある映画なので、結構人気なのかな。年齢性別問わず見れる映画だし、最後に写るワンカットは今でも記憶に残ってる名シーンだ。この部分だけでも見た価値はあったかな。

elizabeth_s


 監督:キャメロン・クロウ
 代表作:バニラ・スカイ(01) あの頃ペニー・レインと(00) ザ・エージェント(96)
脚本:キャメロン・クロウ

出演:オーランド・ブルーム(ドリュー)
キルステン・ダンスト(クレア)
スーザン・サランドン(ホリー)
アレック・ボールドウィン(フィル)
ブルース・マッギル(ビル)
ジュディ・グリア(ヘザー)
ジェシカ・ビール(エレン)

上映時間 123分
製作国 アメリカ
ジャンル ドラマ/ロマンス
オフィシャルサイト:http://www.elizabethtown.com/home.html




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ヴィレッジ VILLAGE(04)
village公開コピー:その《地上の楽園》は、
奇妙な《掟》に縛られていた…。
――何故?
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1897年、ペンシルヴェニア州。深い森に囲まれ、外の世界から完全に孤立したひとつの小さな村があった。村人は大きな家族のように強い絆で結ばれ、ユートピアのような理想の共同体を築いている。この村には昔から奇妙な3つの掟が存在し、人々はそれを忠実に守ってきた。しかし、掟を破るとどうなるかは、誰も知らなかった。

第一の掟 その森に入ってはならない。
第二の掟 不吉な赤い色を、封印せよ。
第三の掟 警告の鐘に注意せよ。

「シックス・センス」の世界的な大ヒットをきっかけに、ハリウッドの若きカリスマとして君臨するM.ナイト・シャマラン監督。【謎が謎を呼ぶストーリー展開】、ゴーストやミステリー・サークルといった【超自然現象】へのこだわり、そして、予測不可能な【驚愕のクライマックス】といった際立った特徴を持つシャマラン・ワールドを築き上げてきた彼の《集大成》がこの「ヴィレッジ」だ。

village1監督が監督なだけに、非常に好き嫌いが分かれそう。謎の村で起こる奇妙な事件、傍から聞けば面白そうだが、この監督だとちと臭い・・。「またラストに変なオチが待っているのだろうか」と疑ってしまうんだよねえ。しかし、一通り見てみると全くそんな事はない。ひょっとして最高傑作?と取れるほど、無難に面白い。まあ期待せずに見たせいか、周りで酷評されているほどではないな。

village2終始静かに淡々と進むストーリーに、雰囲気付けるのは俳優達の演技だ。小細工の通用しない映画では本当に、その上手さが分かる。「グラディエーター」では嫌ーな皇帝役だったホアキンも好青年に見えてしまうんだから凄い。
個人的に男女の恋愛が良い感じ。現代じゃこんな告白しねえだろー、この時代は簡単に結婚できるものなのかねえ。
オマケみたいな感じだと思っていた恋愛部分が、村の奇妙な出来事に絡む絡む。脚本ちゃんと練ってきたなーって感じですな。村の掟が明かされてからも楽しめる場面は沢山ある。

村長たちの苦悩、人間の愛。人の考える事って、とっても深いなあ。これは、サイコやホラーの影に隠れてはいるけど、「愛の物語」である事に間違いない、うむ。

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 監督:M・ナイト・シャマラン
 代表作:サイン(02) シックス・センス(99) スチュアート・リトル(99)
脚本:M・ナイト・シャマラン

出演:ブライス・ダラス・ハワード(アイヴィー・ウォーカー)
ホアキン・フェニックス(ルシアス・ハント)
エイドリアン・ブロディ(ノア・パーシー)
ウィリアム・ハート(エドワード・ウォーカー)
シガーニー・ウィーヴァー(アリス・ハント)

メディア 映画
上映時間 108分
製作国 アメリカ
ジャンル ミステリー/サスペンス/ロマンス
オフィシャルサイト:http://thevillage.movies.com/  


テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

リロ&スティッチ Lilo&Stitch(02)
stitch公開コピー:“愛を知らない”エイリアンと、“愛を失った”女の子。
ふたりが出会って、きっと明日はいいことがある…。
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2002年に公開されるやいなやディズニーアニメの中でも、今やトップクラスの人気を誇る「リロ&スティッチ」。アノ有名なテーマパークにも登場するので、幅広い世代に受け入れられてるようだ。
元々ディズニーの映画といえば、未だハズレなしのCGアニメが主流で、「リロ&スティッチ」は名前ぐらいしか知らず(子供向けアニメという事で)さほど興味はなかった。スティッチのキャラクター自体はすごい可愛いんだけどね。
だが後に、ディズニーストアやUFOキャッチャーなどで異常な程、目にするようになったり、友人から激しいプッシュも受けたり(汗、そういえば今まで、見ず嫌いだったディズニーの「カーズ」もかなり面白かったなあ、うーむ…ものは試しとレンタルしてきました(--;

stitch1悪の天才科学者ジャンバ博士は、遂に究極の生命体試作品ナンバー626号を造ることに成功する。しかし、銀河連邦軍の規則により(どうやら倫理的にダメみたい)博士は投獄、626号は彼方の宇宙へ追放されてしまう。…はずだったのだが、見た目から想像も出来ない怪力と持ち前の知能の高さから、壁をぶち壊し小型船を奪いまんまと逃走してしまう。


stitch2地球という惑星に不時着した626号を追うため、銀河連邦軍は産みの親であるジャンバ博士と地球を良く知るプリークリーを送り込む。626号を発見した彼らだったが、地球の少女をたてにする626号に手が出せないでいた。バレないのか?と突っ込みたいが、彼らなりに変装し捕獲するチャンスをうかがうが…。



冒頭始まってから「ディズニー史上最凶のキャラクター登場!」と謳ってただけあって、かなり凶暴だ!これはかなり危険、全然可愛くないよ!(^^;
キャラクターやアニメ自体は、全く日本とは異なるもの。アメリカンコミックだし、動きも不自然に躍動感が強調されている感じだ。だが最初は気持ち悪いと思っていたエイリアン達も見慣れるとそう悪くない。個人的に地球は「絶滅寸前の蚊の繁殖地」と言ってるプリークリーが、かなりイカス!さらに人間の事を「知能は低いけど、デリケートで隕石が落ちるたびに、一からやり直してるんですよ〜」と、向こうの映画ならではのブラックユーモア炸裂!こういうの大好きなんだよなあ。

stitch3ジャンバ達の追跡を逃れるため、子犬を欲しがっていた少女(リロ)に懐かれて、この場を上手くやり過ごした。悪さしかプログラムされていない「スティッチ(リロ命名)」は、暴れるわ物を壊すわの問題児。「壊すばかりじゃなくて、何か作ってみたら?」と諭すリロにもお構いない。見かねた姉のニナは、スティッチを追い返そうとするが、リロはスティッチを「オハナ」だと言い決して見捨てようとしなかった。

本作のもう一人の主人公であるリロは、どこにでもいそうな女の子。お姉ちゃんのニナとも度々、喧嘩するが夜にこっそり「ごめんね」と仲直り。なんとも良い意味で人間くさいね。リロとスティッチの交流も違和感なく描かれており、次第に「良い子」になっていく姿に心温まる。

登場人物すべてにしっかり命を吹き込むような感じは、実写映画では中々お目にかかれない。子供向けとはいえ、世界のディズニーはやはり違うね。十分個性的なリロと姉のニナ、この二人だけでも良いのにそこにスティッチが加わるとなると、そりゃもう反則…人気でるわけだなあ。終盤は自分を「オハナ」として受けれいれてくれたリロを守る為に、戦うスティッチ。もう宇宙船がでようが、溶岩に突っ込もうがむちゃくちゃな展開でも良いじゃないか。いつの間にか大の大人が気づかされてる人としての大切な思いは、ひょんなところで見つかるものです。

ちなみに続編として「リロ&スティッチ2」とザ・ムービーと書いていながら映画になってない「リロ&スティッチ ザ・ムービー」がある。両方とも関連作としてかなりデキがいいので、本作を気に入ったなら見て損はない。

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 監督:クリス・サンダース ディーン・デュボア
 代表作:--------------
脚本:クリス・サンダース ディーン・デュボア


出演:クリストファー・マイケル・サンダース(スティッチ)
デイヴィー・チェイス(リロ)
ティア・カレル(ニナ)
ヴィング・レイムス(コブラ・バブルス)
デヴィッド・オグデン・スタイアーズ(ジャンバ・ジュキーバ博士)
ケヴィン・マクドナルド(プリークリー)
ゾー・コールドウェル(議長)
ケヴィン・マイケル・リチャードソン(ガントゥ大尉)
ジェイソン・スコット・リー(デイヴィッド)

メディア 映画 Anime
上映時間 86分
製作国 アメリカ
ジャンル コメディ/ファンタジー/アドベンチャー
オフィシャルサイト:----------
参考サイト:http://www.disney.co.jp/character/stitch/



テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

キャプテン・ウルフ THE PACIFIER(05)
pacifier公開コピー:屈強のソルジャーが挑む、ハウスキーパー大作戦!
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「ワイルド・スピード」「トリプルX」最近では、お尋ね者として銀河系を又に掛けて逃亡を続けるアンチ・ヒーロー「リディック」で、有名なヴィン・ディーゼルが主演のハートフルコメディ。
彼のムキムキマッチョな体格、過去の映画から分るように生粋のアクション俳優だ。今まで出演してきた映画もそうだけど、容姿が容姿なだけに「ワル」のイメージが払拭できない。近年アクション俳優が、コメディに出演するのはそんなに珍しい事ではなかったけど、近作は流石に「あのヴィン・ディーゼルがっ!」と驚き、さっそくレンタルしてきた(笑

アメリカ海軍特殊部隊が誇