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ムービー★ログ
アメリカン・サイコ AMERICAN PSYCHO(00)
psycho
公開コピー:僕は最高に満ち足りている
stars2


原作は1991年に出版されたエリスの長編3作目を映画化したもの。公開されるや否や本国アメリカで、一大センセーショナルを巻き起こした問題作だ。主演は「バッドマン・ビギンズ」や「サラマンダー」のクリスチャン・ベール。かなりの美形俳優・聖人面で、今まで非常にクリーンなイメージのあった彼が、今回このイッちゃってる(狂気の)主人公を演じる。最後まで読んでもらえれば、分りますがよくこんな役を引きうけたもんだよ…、先に褒めときます!!!あんたは本物の俳優だ(笑

―恵まれたルックスに27歳という若さで大手の証券会社に勤め、健康に気を使いサロンやジムに通っている。仕事に就くなり自分専用の個室で机に足を乗っけては、毎日を上手くやりくりしている。しかし、あまりに完璧すぎる彼には裏の顔があり、内に秘めた感情を抑えられなくなると人を殺してしまう事があった。映画が進むにつれ徐々に欲求が抑えられなくなり、遂に会社の仲間までも殺めてしまう。アリバイ工作をし、何かと探ってくる探偵キンバールをかわし何とかココまでやってきた。だがもう限界だ…。

psycho1冒頭のお手本の様な主人公から一変、超ナルシストな彼は、ベッドに女を呼んではヤッてるシーンをビデオに撮ったり、鏡に映る自分にピース。会社の仲間を家に招き、床には新聞紙。レインコートを羽織ったパトリックは、軽快にステップを踏みお気に入りの音楽を聞かせる。彼はおもむろにオノを取り出し、楽しい会話の中でイキナリ頭めがけてぶった切る!(汗)その変貌ぶりは、悲しくもクリスチャン・ベールの演技の上手さを証明している。

psycho2自分の中でかなりの葛藤があるらしく、殺人を繰りかえすも安易には手を出さない。コレがかなりリアルで、表には分からない分タチが悪い。普段はサラッと爽やかに、スイッチが切り替わったのならネットリと。最初から最後まで、一貫してこのテンションを保ち続けている。こんな奴本当にいるのか?と思う人も多いだろう。しかし不覚にも殺人の衝動に触れ、思わず笑ってしまった人は同類だと言う事を忘れないで欲しい。

自分もそうだが人によってかなりの酷評になっているんだけど、題名通りサイコ映画としてコレほど、カッチリはまっている映画はそうそうない。近年見る狂気の少年犯罪、歴史に名を刻むほどの凶悪犯罪者などは、どれもまともな人間の精神状態ではない、つまりはサイコだ。そういう「一種のキレた人間の内面」というものを非常に上手く描いている。単に映画の方向性がアレだっただけで、別の映画ならアカデミー賞だって夢じゃないかも!

psycho_s


 監督:メアリー・ハロン
 代表作:I SHOT ANDY WARHOL(95)
脚本:メアリー・ハロン グィネヴィア・ターナー

出演:クリスチャン・ベイル(パトリック・ベイトマン)
ウィレム・デフォー(ドナルド・キンボール)
ジャレッド・レトー(ポール・アレン)
ジョシュ・ルーカス
サマンサ・マシス
マット・ロス
ウィリアム・セイジ
クロエ・セヴィニー
カーラ・セイモア
ジャスティン・セロー
グィネヴィア・ターナー
リース・ウィザースプーン

メディア 映画
上映時間 102分
製作国 アメリカ
ジャンル サスペンス/ドラマ
映倫 R-15
オフィシャルサイト:----------


テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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